暑さ対策に!親子玄関ドアにDIYロータリー網戸を自分で取り付けた

暑さ対策に!親子玄関ドアにDIYロータリー網戸を自分で取り付けた

低予算で親子ドアの玄関に網戸を取り付けました。カーテン式の網戸よりも開閉が簡単なロール(ロータリー、ローリング、巻取り、横引ロール)式網戸を探しましたが、ワイドサイズは高価なのでDIYで隙間を自作の子網戸にし、普通ドア用のロールマイティ網戸Ⅱを親網戸として取り付けました。親子網戸です。

玄関ドアに網戸をつけようと思いますが、少し幅が大きい親子ドアで幅が124cm高さは191.5cmあります。開閉がワンタッチでできる巻取り式にしたいのですが、ネットで探したところワイドタイプ幅広のものは2万円ほどするので高いです。しかも取付可能な最低の高さが2m以上でうちの玄関より高いので無理です。それでごく一般的な巻取り式の網戸を取り付けることにします。足りない部分は適当に自分で網戸を作って埋める感じで市販の網戸の周りを自作の網戸で埋めてなんとかするというイメージです。親子ドアに親子網戸を付けたということです。ただし子供網戸は固定式です。ヒンジを付ければ開閉も可能ですがそこまでやっていません。
ホームセンターコーナンで一番安いのが、コーナンオリジナルの「ロールマイティ網戸Ⅱ」というもので税込6500円ほどでした。樹脂製で、川口技研のスリム型ロータリー網戸と多分モノは同じ感じです。取付可能寸法の上限は高さ185cm、幅86cmです。取り付け場所の寸法からすると高さが6.5cm足りません。幅は38cmほど足りません。それで、高さに関しては6.5cm幅の木材で隙間を埋め、幅に関しては、かなり広いので自作の網戸を配置します。親子ドアで幅が124cmありますが、実際の出入りは
親のドアの幅があれば十分なので足りない部分の自作の網戸は固定式で良いと思います。
高さの隙間を埋める木材は2バイ4の端材があったのでこれを取り付けの横幅124cmに切って隙間の幅6.5cmに切ります。これは縦に切るのでちょっと大変です。そして塗装をします。木の枠の上にネジ止めします。力はあまりかからないので90mmのコーススレッド2箇所でとめます。うまい具合にドアクローザーにあたりませんでしたが、当たる場合はもう少し下まで幅をとって当たるところをくり抜くか切り取って、カバーをかけるなどの工夫が必要です。
網戸の境目のところに柱を立てます。網戸はシーズンオフなどに簡単に取外せるように柱の下にアジャスターを付けて押さえて取り付けることにします。上は木ねじ2本打って頭を落とし、ダボのようにします。柱を塗装します。柱の位置を決めるために上レールを取り付けます。上レールには片方に切り欠きがありますがその切り欠きをドア丁番側にします。仮止め用テープが付いています。3本のネジで取り付けます。上レールにはめる虫止め板も取り付けておきます。柱は上レールにピッタリ当たる位置に取り付けますが、上の木材に押し付けてへこませて印をつけ、ドリルで穴をあけてはめ込みます。下のアジャスターを伸ばして固定します。ガツンと当たったりしたら外れると思いますが、とりあえずこれでやろうと思います。あまりに弱いようならタイルに穴をあけるかもしれません。
右側の隙間は30cm以上あるので自作の網戸を取り付けます。18mm角の棒で木の枠を切り出します。縦さんと横さんを切り出します。横さんは上下2本にしますが、網を張るときに反らないようにいくつか余分に作っておきます。下穴を空けてネジで止めます。細い木の端の方のネジ止めなので下穴を開けたほうが割れないと思います。塗装して網を張ります。網は幅90cm長さ2mで300円ほどだったと思います。だいぶ余りますがそんなに高くないのでまあいいかと思います。タッカーで止めていきますが、ちょっと弱いので金槌で打ち込みます。真ん中が反るので適当に横さんを入れます。これは後で取るのではめておくだけです。反るといけないのであまり強く張りません。要所要所を止めたら、あとは撃ちまくります。カッターで余分な網を切ります。一応目立たないようにシール貼ってます。固定の網ならこのように簡単に作れます。左右と上に1本ずつねじ止めします。あんまりたくさん打ってもはずしにくいので最低限真ん中が反らないようにとめる感じです。これでコーナンの網戸をつけて足りない部分が全部埋まりました。
あとは説明書通り取り付けます。まず、固定さんの取り付けです。ドア丁番側に網戸を固定するための縦のさんを固定さんと言いますがそれを上のさんの切欠きの位置にあわせ、床に突き当ててネジ6本で止めます。
次に受けさんの取り付けです。反対側の縦のさんは網戸のロックが付いていますが、そのさんは閉じられてきた網戸を受けるので受けさんと言います。このさんを上のレールに突き当ててネジ6本で止めます。
下レールの取付です。下レールは強力粘着テープで取り付けることになっています。床の砂や埃や油分を取り除きます。マジックリンをかけてたわしでゴシゴシしています。次に濡れ雑巾で拭きます。乾いた雑巾で水分をとって乾いた状態で貼り付けます。
下レールの切欠きは左の固定さんに合わせてはめこみます。ゴミや水が溜まった時に出しにくいので、右側の受けさんとの間に2~3mmの隙間ができるように取り付け幅より2.5cmほど短くなっています。
上レールにランナーを入れます。網のついた端のさんの上にランナーがありますが上レールの左の切欠きからこのランナーをレールの上に入れます。中央の巻取り軸の上にもランナーがあります。そのランナーを切り欠きからレールの上に入れます。それらを斜めにして下レールにはめ込みます。最後に一番左のはめ込みさんを切り欠きに入れてから下レールに突き当てて固定さんに押し付けてはめ込みます。これでランナーが抜けなくなります。
最後に回転止め金具を抜きます。回転止め金具を抜くと巻き取るようになります。この段階まで抜かないようにしないといけないです。これで完成です。
片手で全てが操作でき、大きな荷物を持っていても出入りができる網戸ができてよかったです。
#玄関網戸

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